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京都八幡市で意見書が可決されました

9月29日、京都府八幡市議会で、日本軍「慰安婦」問題について
政府の誠実な具体策を求める意見書を賛成多数で可決しました 。
昨年の夏、日本軍「慰安婦」問題を考える八幡市民の会、を立ち上げ
14ヶ月かかってようやく9月議会での決着ということだそうです。
賛成は、共産党5、八幡みどりの市民3、共生クラブ3、公明党2、
無所属1、の計14名。反対は、改革市民の会5(自民)、の5名と
報告をいただきました。以下意見書と写真も添付させていただきます。
(立石孝行)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

    日本軍「慰安婦」問題について政府の誠実な具体策を求める意見書

 すでに戦後65年が経過するが、日本国はこれまで、あの戦争への歴史的反省を
一度も行っていない。暴力の究極の形である戦争は、国内外の多くの人々の命とその
未来を奪った。なかでも女性の性と尊厳を蹂躙する日本軍「慰安婦」制度は、その
事実を半世紀に及ぶ間、歴史から抹殺されてきた。被害者の勇気ある告発により、
日本政府は2回の調査の結果、この問題に関して日本軍の「関与」と「強制性」を
認める河野官房長官(当時)「談話」(1993年)を公にしたが、それに基づく
具体的施策は無いまま今日に至っている。
 国際社会は、国連人権委員会の勧告をはじめとして、近年ではアメリカ、オランダ、
カナダ、EU、フィリピン、韓国及び台湾の議会においても、日本政府に対する日本軍
「慰安婦」制度被害者への公式謝罪と賠償を求める決議が相次いでいる。国内では
2008年3月以降、この問題に対する早期解決を求める意見書が29市議会で決議
されている。
 
 京都府南部に位置する八幡市は、その当初から「平和」を重要なテーマとし、市民
憲章にも「いっさいの暴力を認めず平和をつらぬく」としている。私たちが真の平和
を求めるためには、あの戦争をきちんと反省し、反省に基づく具体的取り組みをする
ことが不可欠である。日本軍「慰安婦」問題は、いまだ真の解決はされておらず、日本
政府は真相究明を行い、被害者の公的謝罪と賠償を求める声に耳を傾けることが急務で
ある。また、未来への取り組みとして、戦争の歴史的事実とその反省を次代に伝える
ことも必要である。
 15歳であった日本軍「慰安婦」の被害女性はすでに80歳の高齢となり、残された
時間は僅かである。「慰安婦」問題について、一刻も早く日本政府が具体的施策を行う
ことを望むものである。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成22年9月29日
                                 京都府八幡市議会

八幡市議会



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「慰安婦」問題の解決を考える会

Author:「慰安婦」問題の解決を考える会
「慰安婦」問題の解決を考える会

2008年8月3日、「シンポジウム/私たちに何ができるか~若者たちと考える『慰安婦問題』」を大阪市内で開催しました。約140名の方が集まり、熱い意見交換が行われる感動的な集まりとなりました。

集会後、もっとこの活動を続けたいとの声があがり、「「慰安婦」問題の解決に向けた意見書可決をすすめる会」を発足し、関西を中心に、地方自治体から国に対し問題解決を求める意見書可決をすすめる取り組みを行ってきました。

2015年12月28日、日韓両政府の間で「合意」が結ばれましたが、私たちはこれが被害者たちの尊厳を回復する解決であるとは考えません。これまで以上に「慰安婦」問題についてともに知り考える場をつくることを目指して、「「慰安婦」問題の解決を考える会」と名称を改め、学習会や講演会の企画を進めています。

このブログも、情報共有・意見交換の場としてお役に立てれば幸いです。

なお、コメントの紹介は承認制としています。管理者が、このフォーラムの趣旨にそわないと判断した場合には、これを表示しません。あらかじめご了解ください。

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