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訃報です

 先日、中日新聞に共同通信発で一般の訃報記事としても出ていましたが、
中国人「慰安婦」第2次訴訟の原告だった郭喜翆さんが、23日午後8時
58分、高血圧に起因する心機能低下により、山西省西煙南村のご長男の
家で他界されました。86歳でした。
 
 郭さんは、1942年宋庄村の姉の家に手伝いに行ったときに、日本軍
に拉致され、進圭村の日本軍駐屯地に連行されました。まだ15歳のとき
でした。毎日、日本軍兵士から性暴力を受け、いったんは家に返されます
が、すぐにまた駐屯地に引き戻され、繰り返し被害に会いました。
 こうして3度、連行されましたが、日本軍の手の及ばない母方の実家
に隠れ、その後の連行をまぬがれたそうです。しかし、この3度にわたる
監禁と性暴力で、心身ともに深刻な後遺症を受けました。特に精神的な後
遺症が残り、日本政府に賠償などを求めて提訴をしました。最高裁は07年
の判決で、請求権は認めず、敗訴となりましたが、暴行などの事実関係に
ついては認定されました。

 最近では、橋下大阪市長の「従軍慰安婦」発言に抗議し、橋下氏が所属
する大阪弁護士会に同氏の徴戒を請求する準備作業にも参加していたそう
です。
 
 「慰安婦」の方々はアジア各国に存在します。なぜ存在するのか。
戦時中の日本国の責任です。「慰安婦」の方々を今もなお、否定し続ける
日本政府に必ず謝罪と今後、教育で事実を教えることを認めさせるため、
意見書可決にむけた活動を続けていきます。
 郭喜翆さん、心より御冥福をお祈り申しあげます。(立石孝行)
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「慰安婦」問題の解決を考える会

Author:「慰安婦」問題の解決を考える会
「慰安婦」問題の解決を考える会

2008年8月3日、「シンポジウム/私たちに何ができるか~若者たちと考える『慰安婦問題』」を大阪市内で開催しました。約140名の方が集まり、熱い意見交換が行われる感動的な集まりとなりました。

集会後、もっとこの活動を続けたいとの声があがり、「「慰安婦」問題の解決に向けた意見書可決をすすめる会」を発足し、関西を中心に、地方自治体から国に対し問題解決を求める意見書可決をすすめる取り組みを行ってきました。

2015年12月28日、日韓両政府の間で「合意」が結ばれましたが、私たちはこれが被害者たちの尊厳を回復する解決であるとは考えません。これまで以上に「慰安婦」問題についてともに知り考える場をつくることを目指して、「「慰安婦」問題の解決を考える会」と名称を改め、学習会や講演会の企画を進めています。

このブログも、情報共有・意見交換の場としてお役に立てれば幸いです。

なお、コメントの紹介は承認制としています。管理者が、このフォーラムの趣旨にそわないと判断した場合には、これを表示しません。あらかじめご了解ください。

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