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訃報です

 このブログでの訃報が遅くなりましたことをお詫び申しあげます。今回の訃報をうけて個人的に感じたことも書かせていただきます。(hong hyohaeng)

 6月8日早朝に、ナヌムの家にくらしていました ペ・チュンヒ ハルモニが他界されました。享年91歳。老衰だったようです。長く、日本に住んでおられたこともあり、日本語もふだんから喋られるので、日本からナヌムの家に行かれた方には印象に残っていることだと思います。
 私も2005年にナヌムの家に訪れ、初めて会話をした「被害者」でした。その後、ナヌムの家に行くたびに前回撮った写真を持っていってお渡しし、「また今年もいっしょに撮れましたね。また次回も撮りましょうね」と交わした会話がなつかしく想い出されます。
 この4月に当会で韓国平和ツアーを行ないました。ナヌムの家にも行ったのに、ハルモニに会わないまま、そこを出発しました。「次回来た時にでも・・」と。 安易でした。後悔ばかりがつのって仕方ありません。亡くなったことが、いまだに信じられません。

 後悔という点では、日本政府からの謝罪の言葉を聞いてもらうことなく、旅立だせてしまったことです。5月末に第12回アジア連帯会議で「被害者」の一人である金福童ハルモニが言っていました。「死ぬ一日前でもいい。日本政府からの謝罪を聞いて、大の字になって寝てみたい」と。その言葉を糧に活動を と思っていた矢先の今回の訃報。悔やまれて仕方ありません。早期解決ということは、もう日々で考える猶予はないということを思い知らされました。
 今回の連帯会議参加者の賛同提議として、「日本政府に対して河野談話以降に発見された歴史資料を突きつけ、加害事実と責任を認めさせ、『被害者』に対して謝罪と賠償を改めて求める」でした。そして「被害者の生存中にそれを実現する」ということでした。しかしながら、今回の訃報で、日本軍「慰安婦」の生存者は54名となりました。
 「被害者」が例えいなくなっても、この運動は続けていかなければならない。なんて考えていた時期がありましたが、完全に間違っていました・・・。「被害者」の気持ちなんて全然考えていなかった・・・。
 日本政府から謝罪の声を聞くことができないまま旅立つことがないようにしなければならない。そのためには、なんとしても「被害者」が生存している間に、日本政府に加害の事実と責任を認めさせ、謝罪をさせます。

 本日はペ・チュンヒ ハルモニの告別式がナヌムの家で行なわれました。天国までの道のりを迷わないよう、みなさんの祈りで導いてあげてください。最後になりましたが、心からご冥福をお祈りもうしあげます。




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「慰安婦」問題の解決を考える会

Author:「慰安婦」問題の解決を考える会
「慰安婦」問題の解決を考える会

2008年8月3日、「シンポジウム/私たちに何ができるか~若者たちと考える『慰安婦問題』」を大阪市内で開催しました。約140名の方が集まり、熱い意見交換が行われる感動的な集まりとなりました。

集会後、もっとこの活動を続けたいとの声があがり、「「慰安婦」問題の解決に向けた意見書可決をすすめる会」を発足し、関西を中心に、地方自治体から国に対し問題解決を求める意見書可決をすすめる取り組みを行ってきました。

2015年12月28日、日韓両政府の間で「合意」が結ばれましたが、私たちはこれが被害者たちの尊厳を回復する解決であるとは考えません。これまで以上に「慰安婦」問題についてともに知り考える場をつくることを目指して、「「慰安婦」問題の解決を考える会」と名称を改め、学習会や講演会の企画を進めています。

このブログも、情報共有・意見交換の場としてお役に立てれば幸いです。

なお、コメントの紹介は承認制としています。管理者が、このフォーラムの趣旨にそわないと判断した場合には、これを表示しません。あらかじめご了解ください。

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